徹底的なユーザーファーストサービスを実現する構造化された事業計画と、理想とする組織文化を言語化!

お客様名 | 株式会社トムスエージェンシー |
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ホームページ | https://toms-agency.co.jp/ |
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町1番2号 渋谷サクラステージセントラルビル14階 |
プロジェクト名 | SaaS事業中期経営計画策定アドバイザリー および事業PMVV策定業務 |
プロジェクト期間 | 約5か月間(2024年10月下旬~2025年3月) |
ご依頼内容 | アプリ活用の新規事業立ち上げに際し、社内担当だけでは事業の加速度的な成長が不安のため、新規事業立ち上げ経験が豊富なアドバイザーを求めている |
弊社業務支援内容 | ◎SaaS事業中期経営計画策定アドバイザリー ◎事業PMVV策定 |
このたび株式会社トムスエージェンシー様の「新規事業の垂直立ち上げ」を支援させて頂きました。サービスへの満足度やティーズブレイングループに更に望むことなど、率直なご意見をお伺いました。
■■インタビューにご協力いただい方■■

株式会社トムスエージェンシー
代表取締役 井上誉士様
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*ティーズブレイングループは、働く環境づくりというハード面と、生産性の高い働き方や業務プロセス実現といった人づくりというソフト面をひとつなぎにして業績伸長に貢献するサービスを提供しています。
そうですね。今回担当頂いた公本さんには弊社の状況や今回の依頼に至った経緯などをよく把握してくださり、様々な面で気を配って頂き安心して進めることができました。成果物についても依頼した範囲だけではなく、「より良くなるために」という視点でプラスαのアドバイスや事業のステージアップ期に必要な視野・視座・視点も頂きました。途中、ご用意いただいた中計構造化フォーマットに入力する私たちの進捗が遅延しましたが柔軟に対応して頂き、当初の想定以上の成果があったと感じています。
*プロジェクトの定例会は週1回のペースで実施しましたが、スケジュールや定例会の進め方、コミュニケーションの質などはいかがでしたか。
週1回のペースは特段多いと感じませんでした。ちょうどよかったです。弊社の都合で打合せスタイルを対面からズームに変更して頂けたり、日程変更も臨機応変に対応頂けたので、ストレスなく進めることができたと思います。
*成果物についてお伺いします。ボリュームや内容・表現方法など、気になる点はありましたか。
我々の想いや考えといった定性的な内容だけではなく、客観的なエビデンスも含めて新規事業の垂直立ち上げに必要な構造化の重要性や言語化を頂いたことで、第三者からの視点も踏まえた説得力のある成果物を作って頂きました。 これ以上の期待はないです、笑


*コスト面はいかがでしょう。サービスの価格は適正だったとお感じですか。
普通、やりたいこと(依頼業務)に価格をつけるのが一般的かもしれませんが、今回は我々が提示した予算の範囲で、“最善”のサービスを提供いただけたと感じています。例えば、広告代理店やコンサルファームに依頼したら、予算の2~3倍もかかってしまい取りまとめることは難しいんじゃないかと個人的には思います。ですので、当社として費用対効果には満足しています。
*やりたいことがあっても、会社の予算は限られていることが多いですね。その上で、我々はお客様のご要望をしっかり把握し、「やるべきこと・やった方が良いこと・やりたいこと」の優先順位をつけていきます。一般的な考えとして、サービスに値をつけるよりも、今回のように予算の中でサービス内容を詰めていくスタイルの方が依頼(発注)しやすいでしょうか。
そうですね。その方が満足度・納得度は高いように感じます。
*お客様のご要望によっては、想定の予算よりもコストが上振れしたり、なかなか折り合いがつかず決定まで時間がかかることもございます。コストの考え方として、腹落ちしやすい・理解しやすい形はどのようなものだと考えていらっしゃいますか?
今回の依頼内容は、直接すぐ売上に紐づくものではなかったので、予算の中で検証するという形を取りました。ですので、この予算内でやってほしいという依頼の仕方をしましたが、例えば業務改善のような直接売り上げに紐づくような依頼内容であれば、当然業務内容もボリュームはあると思いますし、コストについても柔軟に考え、双方がプラスになるような形を取ると思います。
今回予算に合わせてやって頂けたことは、当社にとってはとても良かったです。
それが御社にとっての費用対効果がどうだったかはわかりませんが、笑
*弊社のサービスにご評価いただいたお客様とは、引き続き相談をいただけるような関係性を作っていきたいと考えております。中長期的なプランを一緒に計画していくためにも、お客様にあった予算の考え方や取り方などを考えていければと思っております。
*プロジェクトを進める上で、プロジェクト担当者への信頼度は重要だと考えております。井上様も様々なプロジェクトを経験されていると思いますが、プロジェクトマネージャーへ求めることや期待すること、逆に懸念することなどあればお伺いできますか。
今まで、コンサルタントを頼んでうまくいったという経験が少ないのですが、結局は「腹落ちするかしないか」だと思います。その方を知っているか(信頼度があるか)、実績があるかという部分は、弊社にとっても一番求めるところです。100%弊社側に立ってタスクを実行していただけるか、予算の大小で押し付けや手抜きを感じない真のワンチームになっていただけるかです。
*プロジェクトは業務期間が長いことが多いので、お客様を理解するためのコミュニケーション能力はすごく大事だと考えています。リピートをしたいと思っていただくためには、プロジェクトの満足度と併せて、プロジェクトを担当する「人」も重要だと思います。井上社長はどう思われますか?
逆に質問したいのですが・・・
一般的なコンサルティング、今回でいえばプロジェクトマネジメントは、クレームもないけどリピートもあまりないようなイメージがあります。業務委託の場合、依頼内容が明確に決まっている。例えば、手が足りないのでデザインをお願いしたり、会計業務をお願いしたり。一方で、コンサルティングの場合は、考えたり仕組み作ったり少し漠然とした依頼が多いと思うのです。その漠然とした依頼に対して満足感を出しリピートに繋げるとなると、プロジェクト期間内に1回ホームランでも打たないと難しいと思うのですが、実際どうやって受注を取っているのですか?
*プロジェクト実行における専門家として、実績や技術を出し惜しみしないのはもちろんのこと、お客様だけでは改革できない聖域や忖度を、第三者効果としてご活用いただく行動変容体験がお声がけいただく理由になっていると思います。
とあるお客様からは「社員教育にもなっている」と言っていただきます。

*弊社に限らず、外注するパートナー企業や担当者に対して臨むことはどんなことでしょうか。
解決方法や解決するサービスを教えて頂けるのがやはり良いと思いますね。指摘部分に対しての解決策も提示でき、かつ、それを実行まで一気通貫で対応できるのは良いと思います。部分の話しをしているのを部分で帰結させず、あるべき姿から逆算して全体最適の視点で部分を捉えるところ。今回のプロジェクトでも色々打ち手をご紹介いただきました。
*今、多くの企業様が人を中心とした経営を意識されています。
貴社において、上司部下の関係性やコミュニケーションなど「人」についてはどのようにお考えでしょうか。 大切にされていることなどあればお聞かせください。
一人一人の働き方を可視化していくことは考えています。ティーズブレインの場合は、可視化・エビデンスで誰もが共通認識をもって言動することを自社内の改善にもサービスの土台にもしているのでより良いと思います。弊社の場合、可視化=何かを制約していくということではなく、自分たちのカラーに合わせて何か導入していく際の参考データにできればと考えています。
*可視化は決して監視するためのものではなく、仕事の効率やワークライフバランスなど目に見えにくいものをより理解するエビデンスだと考えています。
可視化して終わりになりがちですが、弊社はその数値が何を示しているのか、何が隠されているのかを一歩二歩踏み込んで、最終的には具体的な解決策を考えていきます。施策を打つ手前のタイミングで、しっかりと専門家としてのヒントや考え方をお伝えすることで、少しでもお客様の負担や無駄をなくすこともできます。
*最後になりますが、今後のティーズブレイングループに期待することをぜひお聞かせください。
貴社サービスは間口が広いので、用件を絞らず「まずは何でも相談できる窓口」でいていただけると良いですね。今後も漠然とした困り事の時に声をかけさせていただき、一緒に内容を詰めていくような進め方ができるとすごく嬉しいです。
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お時間いただき、ありがとうございました。
お客様からのレビューは弊社にとって重要な財産です。いただいた声をサービス向上のエネルギーに変え、「何かあったらティーズブレイングループ!」と思い出してご相談いただける伴奏者で居続けたいと強く思います。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
今回のご支援を通じて ~ティーズブレイングループプロジェクト担当者より~
本新規事業の垂直立ち上げという唯一無二のご支援の機会をいただきありがとうございました。貴社の創立からの歴史を振り返ると感無量です。私が培ってきた事業の構造化と再現性の言語化を実行しましたが、井上社長のお人柄でお褒めいただけたものと思っております。引き続き精進を重ねて、1⇒10、10⇒100に向けた働く環境づくりと人・組織づくりに貢献できればと思います。(公本)
率直かつ示唆に富んだお話の数々は、私たちの取り組みへの大きな励みとなります。
「何かあったらティーズブレイングループ!」と、いつでも思い出していただけるそんな“心強い伴奏者”であり続けたいと願っております。これからも我々は「働く場づくり」と「人と組織の可能性づくり」に真摯に向き合い、一歩先を見据えた価値を届けてまいります。(田中)