【2025年度・第2期】第5回はたらくコンソーシアム 開催レポート | 株式会社ライフワークスタイルラボ

【2025年度・第2期】第5回はたらくコンソーシアム 開催レポート

2025.07.11

■開催日時・場所

日時/2025年5月23日(金)16時~18時
場所/東京大学大学院経済学研究科 経営教育研究センター(小島ホール5F)

■内容

◎基調講演&ワーク
事例から見る 『イノベーション行動を喚起・継続する仕組みを生み出す!余白を許す文化づくり』
(ソニーシティ大崎 BRIDGE TERMINAL)

■登壇者

    【メインスピーカー】 
    東京大学大学院 経済学研究科 博士課程
    山口一青氏   
    

 【オブザーバー】
 東京大学大学院 経済学研究科
 稲水伸行准教授

■ はじめに

2期目を迎えた「はたらくコンソーシアム」
今期は「Ideation(アイディエーション)」を研究していきます。

その初回は、通常参画企業様のみのクローズ形式で開催している研究会を、特別に東京大学内の会議室をお借りし、基調講演とグループワークのオープンミーティングとして開催いたしました。
企業の事例研究をしている生の声が聞けるとあって、様々な業界の方々にご参加頂きました。

2グループに分かれ、要所要所でワークを交えながら講演は進みました。
単に座学で学びを受けるだけでなく、お互いに状況を話し合うことで共感や刺激を受ける部分もあり、改めて自社課題の整理にもつながったようです。

■ 基調講演「余白を許す文化づくり」

講演は稲水先生の研究室で学ばれている山口氏に登壇いただきました。

実際に研究された「ソニーシティ大崎 BRIDGE TERMINAL(ブリッジターミナル)」の事例をもとに、『イノベーション行動を喚起・継続する仕組みを生み出す“余白を許す文化づくり”とはどういうものか』をお話頂きました。

引用:デザイン情報サイト「JDN」

社員なら誰でも自由に使える社内用コワーキングスペースとして、有志社員がボトムアップで企画設計・管理運営まで行い、年間約500件もの多様なイベントが実施されているブリッジターミナル。

・会社はなぜこのような空間づくりを支援するのか。
・会社の枠組みの中で「新しいアイデアを生み出す」にはどうすれば良いのか。
・創造的な活動や新しい挑戦を会社の枠組みの中でどのように受け入れ、どのように支援できるのか。

など、皆さんでディスカッションしていきました。

最後には、もちろん稲水先生のお話を頂きました。
山口氏の研究を踏まえて学術的な知見といただくことで、より納得感のある学びになったのではないでしょうか。

<開催後アンケート抜粋>=====================

Q.印象に残った言葉やヒントになった知見など学び得たことは・・・
 ・ハードだけ整えてもソフト面がついてこないと実現できない
 ・ボトムアップで勝手に始める人が出る組織にどうすればできるのか知りたかった
 ・余白を作るということ
 ・アイデア創出の仕組みづくりのヒントを得ました
 ・「職場と家の間」「部室」というコンセプト
 ・余白から生まれるものを見落としがちだったという気づき
 ・ソニーの事例を解説いただき、考えさせられることが多くあった
 ・モチベーションを維持する機会=(イコール)提案する機会を増やす取り組みがしていきたい

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■次回は・・・

今回は参画企業様以外も参加いただける研究会ということもあり、さわり部分の講演&ワークとさせていただきましたが、実はここから更なる興味深い深掘りが始まります。
その深掘りは2回目以降・・・

次の研究会は7月。
本来の形に戻り参画企業様のみのクローズ形式となりますが、2回目以降からの参画も大歓迎です!
「途中からでは理解が深まらないのでは…」という不安もあると思いますが、そこはご安心ください。研究会を振り返って頂けるよう準備しておりますし、また稲水先生によるモバサク分析についても別途対応いたします。

少しでも気になる方はぜひご連絡くださいませ。

連絡先

はたらくコンソーシアム事務局
担当:千葉、公本
E-Mail:press@t-sbrain.jp

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