ブランディングと働き方を優化させるフラッグシップ拠点プロジェクト

| お客様名 | 株式会社アビリカ |
|---|---|
| ホームページ | https://www.abilica.co.jp/ |
| 所在地 | 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134 |
| ビル名 | 横浜ビジネスパークサウスタワー |
| 坪数 | 290坪 |
| プロジェクト期間 | 5.5ヶか月間 |
顧客満足度4.7(5点満点中)のご評価をいただいた移転プロジェクトマネジメント
企業の元々の悩みの種
健康経営と地域貢献を軸にした新たな職場環境を手に入れたい

【移転の背景と効果】
新オフィスは、アビリカ様が目指す「健康経営」と「地域との共生」に合致した環境となっており、社員にとって働きやすい空間を提供しています。
通勤の利便性以上に重要視した充実したビルの福利厚生や地域イベントへの参加を通じて、社員の働き方にも変化が生じ、コミュニケーションの促進や柔軟な働き方が可能となりました。
新たな働く環境が、確実に“らしく働く”という高い価値を生み出していらっしゃいます。
【旧オフィスでの課題】
アビリカ様は、約25年間使用していた旧オフィスからの移転を決定されました。
旧オフィスは、組織の成長に伴い50名以上へと拡大。
フロアの拡張を行ったものの、執務スペースの手狭さや会議・面談スペースの不足が課題となっていました。また、休憩スペースがないため、社員がリフレッシュできる環境が求められていました。
こうした背景から、より快適で柔軟な働き方を実現できるオフィスへの移転が決断されました。
Before 旧オフィスのエントランス

Before 旧オフィスの執務スペース

我々のこだわり・解決方法
経営戦略に沿った生きた働く環境を着実に実現していく
【新オフィスで実現したこと】
移転後の環境について、「総じて期待通りのオフィスが完成した」との評価をいただきました。
- 広い執務スペースの確保
- 会議室の増設による打ち合わせの円滑化
- 休憩スペースの設置によるリフレッシュの実現
- お客様を迎えられる環境の整備
一方で、“こもる”“隠す”につながる「1on1ミーティングや電話用の個室」を極力なくしたことで、オープンな働き方に慣れるまでのタイムラグがありましたが、全体的に満足度の高い移転となりました。
After 新オフィスの執務スペース


【変化した働き方とオフィス環境】
新オフィスでは会議室の増設により、タイミングや場所に縛られることなく、自由に社員を集めて話し合う機会が増えました。また、広々とした執務スペースは、スムーズな移動を可能にし、社員同士のコミュニケーションの効率化に寄与しています。
- 会議の自由度向上
- 会議室の増設により、スケジュール調整の手間が軽減
- 必要なタイミングで迅速に打ち合わせが可能
- コミュニケーションの活性化
- 通路の確保やスペース拡張により、社員同士が柔軟に集散
After 新オフィスのコミュニケーションスペース




Before 旧オフィスの会議室

After 新オフィスの会議室


Before 旧オフィスの来客席 兼 打合せブース

After 新オフィスの来客席


After 新オフィスの打合せブース


「これがアビリカの”新しいスタンダード”になりつつある」との実感
【テレワークとオフィス出社のバランス】
テレワーク制度を維持しながらも、基本は出社を推奨。ただし、通勤時間が長い社員や家庭とのバランスを考慮し、柔軟な働き方を維持しながら、オフィスを中心とした執務環境を大切にしています。
After 新オフィスで実現したアクティビティベースドワーキング


【採用と営業への影響】
移転後、新オフィスは採用活動にも好影響を与えています。内定者からはこれからご一緒する期待を高めていただけるだけでなく、「この環境で働きたい」と声が寄せられるオフィスになっています。
インターンシップ参加者や他拠点の社員からも「こういう職場で働きたい」「うらやましい」との声。営業面でも、これまでお客様を招きづらかった環境から、胸を張って迎えられる場へと変化しました。
Before 旧オフィスの受付

After 新オフィスの受付

【今後の展望】
株式会社アビリカ
総務部総務課 課長 田中政之様
横浜事業所FA第二事業部 部長 錦織裕二様
経営層や管理職からは「新オフィスを単なる職場として使うだけでなく、ここを起点にさまざまな発信を行い、採用や営業、他拠点との交流を促進していきたい」という意見が出ています。
フリーアドレスの導入や窓際の席の活用、派遣社員や他拠点の社員の受け入れ体制も整えられ、偶発的な出会いや交流が生まれる環境が整いました。
社員にとって「居場所がある」と感じられる空間は、今後さらに一体化度を高めるための期待できる要素です。

今後の展望として、人材増強計画としては現在30名のエンジニアチームを、最終的には70名規模へ拡大予定。新オフィスの価値を最大限に活用していく方針です。
また横浜拠点だけでなく、他拠点との交流も促進。お取引先様常駐の社員が戻ってこられる場所の提供など、他拠点のメンバーでもフリーアドレスやサテライトオフィスの活用できる運用を実行されるとのことです。

【今後のオフィス改善の検討】
オフィスをつくることを目的とした単なるハコづくりだけでは様々な課題を解決できるわけもなく、そこで働く一人一人の思いや働き方をよりよくしていくため、定量的な効果測定を慎重に行いながら、そのエビデンスを元にさらなる働く環境の最適化を模索していく方針。移転はゴールではなく、きっかけであり始まりにすぎません。これから期待する新しい働き方や拠点活用を存分に運用できるかが重要です。人・組織づくりもセットで整えていかれる計画で、来年度から人事評価制度の見直しも検討されます。
【プロジェクトを振り返って】
今回の移転プロジェクトでは、初めて外部のプロジェクトマネジメント会社・ティーズブレインと協力し、大規模な計画を実施していただきました。コスト管理や社内の合意形成に苦労した部分はあったものの、最終的には予算内で納まり、満足のいく結果となりました。
社員の発案で新設した小上がりスペースで移転後すぐにランチを楽しむ社員の姿や、肘付きの椅子を導入し、快適に業務を行う様子などが見受けられ、新しい職場環境が良い影響を与えていることを実感し、大きな喜びとなりました。
ティーズブレインならではのプロジェクトマネジメント
徹底的にお客様側に立ち、実現したいゴールに向けて中立・公正にご支援していく

After 新オフィスのランチタイム

【ティーズブレインへの期待】
今回の移転に際し、「ティーズブレインには移転後の運用などさまざまな面でサポートをいただきました」 「自分たちでは気づかなかった部分に気づかせてもらえた」 「実現可能な提案をいただき助かった」との感謝の言葉をいただいています。
今後も新しい取り組みを進める中で、さらに良いオフィス環境の実現に向けた協力をお願いしたいと先々までの展望も共有していただき、ネクストステップに共に踏み出しています。

【今回のご支援を通じて】
ティーズブレイン アビリカ様プロジェクトチームより
アビリカ様の横浜事業所移転は、単なる物理的な移転にとどまらず、働き方や企業文化の進化を象徴するプロジェクトでした。
今回の移転がきっかけになり、次代を見据えたオフィス戦略と働き方の経年優化を具体的に推進していくプロジェクトマネジメントの実効力としてご評価いただけました。
ソフトウェア系エンジニア向けのソロ席の拡充や、最終的には80名規模の座席確保も視野に入れており、今後のさらなる発展が期待されます。
新しい環境での社員の活躍、さらなる発展を引き続きご支援できたら幸甚です。今後もアビリカ様の成長とともに、オフィスのあり方や運用をご支援しながらより最適化されることを願っています。




